エコキュート修理のあらすじ
私が現在住んでいる家は中古戸建を購入し、
オール電化の為給湯器は設置から９年目のエコキュートが
導入されています。
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この東芝エコキュートですが、先日いきなり
台所のリモコンにエラーが表示され全くお湯を
沸かさなくなってしまいました。
本日はそんなエコキュートについて
修理対応を行った話を綴ります。
事のはじまり：エコキュート故障
ある朝起きて台所に行くと
妻から「昨日の夜お湯たくさん使った？」との質問があり、
一瞬考えたが全く記憶にない為、使ってない事を答えた。
妻は予測していた答えが返ってこなかった為、
不服そうに「だってお湯ないんだけど」とリモコンを
指さして私に表示を見てみろとジェスチャーをしてきた。
朝からめんどくさいなとしぶしぶ見た所
あれ？確かにタンクが空だ・・・
いつもならメモリ３～４個分くらいお湯が作られる。
通常エコキュートは夜間の安い電気料金の時間帯を利用して
湯を沸かすため朝の7時にお湯が全く無いというのは、
ありえないはずである。
前日私の地域では15分程であるが周辺一帯が停電したという事もあり
この時は停電の影響かな
再起動でもすればいいんでしょ程度に考えていた。 
再起動：できない
我が家の東芝エコキュートは
型式HWH-456Uというものだ。
他社の機種は分からないが、リモコンに
ON、OFFスイッチは無い。
再起動する為にはブレーカーを一度落とすか、
外の貯水タンクのスイッチを操作する必要が
あった。
とりあえずブレーカーを落として、
しばらくした後に再度入れてみた。
そして台所のリモコンを見るとE18の点滅と共に
エラー発生中と文字が出てしまった。
直感的にこれはまずいのではと感じた・・
リモコンのエラー表示の意味
リモコンのメニューを押したところ、
エラーH18機器が安全に停止しました。
再発する場合は故障ですので修理依頼をしてください。
と表示され何度も解除を行ったがこのエラーは消えなかった。
妻の冷たい視線を感じつつ、慌てて日立のお客様サービスに電話をした。
人間慌ててはいい事はない。
本来東芝にかけるところ誤って日立に電話をかけていたのだ。
誤りに気付いたのは何度も電話口で型番を伝えても当社の型番で
該当の製品が確認できないと言われ、
そんなはずはないと3度、4度やり取りをした後だった。
非礼を詫びて切電した。
結局東芝に連絡して分かった事は、エラーH18は以下の通り、
エアコンの室外機のような機械の中にある通信ユニットが何らかしらの
影響で故障し、リモコンとの通信が出来ない為である事がわかった。
| E:18 | 【E:18】ヒートポンプユニットの通信に異常がみられます。 | ・ユニット内の回路の不具合、故障 |
|---|
故障としては比較的多い症状で、この通信ユニットの交換をしないと
直らないそうである。
症状と今後の対応は理解できたが肝心なのは費用である。
何度もブログで書いているが私はお金がない！！
結局窓口では見積もりが出来ない為、修理業者から折り返し
電話するとの事だったが、５万程度はかかるだろうと説明を
受けた。 5万円も・・・平凡な朝が一気に地獄だ。
なんでいきなり壊れるんだよ・・
15年くらいもつと聞いたような気がするが、
おかしい。 比較的壊れやすい部品なら対処してよ。
修理対応：超朗報リコール対象かも？という奇跡が起きた！！
まずは下の経済産業省のホームページに掲載されている
リコール情報を見てほしい。
お客様サービスに連絡をした後、しばらくして返電があり
現在サービスマンを向かわせている事と、リコールが出ている対象の
機種である為、リコール箇所が該当するか現地確認する旨を伝えられた。
|
リコール理由 |
屋外にある圧縮機が腐食により破損し、ヒートポンプユニット本体が 変形するおそれがあるため。 |
|---|
要するに室外機の羽根の部分が腐食していると確認出来たら、
室外機本体を交換するというのである。
ここで改めて室外機を見に行ってみた。
おいおい天板にコケ生えてる。 汚れもあり目視では中の羽根の
腐食までは確認する事が出来ないが雰囲気はある！
結局おとなしくサービスマンの到着を待つ事にした。
室外機の通信ユニット交換の話から、
室外機そのものが無償交換になるかもという
事態に興奮し一縷の望みにかける事になった。
ちなみに本体を購入しようとすると１５万円以上となる。
これが無料になるかの瀬戸際なのだ。
羽根腐食していてくれ！！ 頼む
サービスマン到着：そして
待つ事２時間程で東芝の修理を行うサービスマンが
到着しました。
まずリモコンで表示しているエラーＨ１８については
自力での解除が出来ず、通信ユニットの交換になると
再度確認した結果も同様でした。
このままでは私が修理代５万円出すことになってしまう。
そしていよいよリコール対象か確認する為、
室外機の羽根の腐食状況の調査が始まった。
ドキドキ・・・・・・・・・・・・
結果
・・・
「若干ですが腐食してますね。
リコール対象として本体を交換します」
え？本当に！？やったー！！
ラッキー！！本当にうれしい！！
しかし室外機交換には本体と工事用に人の確保をする為
４日程待ってほしいと言われその場交換はできなかった。
待ちますよ！風呂入れなくても銭湯に行きます！！
そして後日
ピカピカの本体に入れ替えてもらいました。
交換前 交換後
本体には交換済みのシールが貼られます
後日談
賃貸マンションの時は給湯器壊れても大家が修理する為、
自身の出費とはならない。
が、住宅を所有するとこのような出費の危機となる事を
改めて感じた。
今回はリコールに救われたが
築年数が進む今後が怖い・・・
いざという時に備え安く済ます方法を検討しておきたい。
