【中古】戸建住宅購入記6 物件価格を上げると悩みが消えるという話

妻が気に入る条件を金額設定をせずに、
SUUMOへ入力した。

今まで私は3500万以下、
築10年以内という条件で検索を行っていた。

金額は現在住んでいる賃貸マンションと
支払金額を変えたくなかった。

中古希望とはいえ、実家で暮らしていた時に、
築10年を超えると設備の老朽化(その時は給湯器)
が目立っ事を経験していたからだ。

しかし今回はまず条件を
妻が必要なもので入れてみた。

すると築13年4380万だが、
区画整理され道路幅が広く、
日当たり良好で
スーパーが近くにある住宅が候補に上がった。

3000万円台の物件を2月から30件以上
見続けたからわかるが、立地重視する場合
同価格帯で立地差は皆無で、金額を上げない限り
好立地な条件は現れなかった。

8月のお盆前、気が重かったが検索結果を
妻に伝えた所今回は乗り気な反応を見せたので
さっそく内覧に向かった。

今までの金額上限より1000万近く
上限を上げた4000万を超える物件という
先入観からか、
築13年でも物件もしっかりしているように見えた。

トヨタホーム施工という事と
鉄骨造りの為実際にしっかりしていたんだろう。

土地も平たんで、隣の建物がなんと
レクサスのディーラーだった。

少し車を走らせたら
大型のショッピングセンターもあり
妻もここがいいと初めて口にした。

その日は珍しく夫婦の意見があったと
嬉しかった。

約半年かけた家探しは、物件の選定から
契約に向けて1段ステージが上がった。

物件候補が決まり契約を考えたときに
次にする事は、
諸費用を含めた試算と銀行の仮審査である。

もちろん何度も記載している通り貯金がない。

少しでも諸費用を減らす手段を考えたときに
考える事は大きな費用から削る事だ。

そこで私は、
通常の中古戸建の仲介手数料より安く請け負う
『リアル』という不動産仲介会社に目を付けた。

結果、
妻も気に入った今回の物件を購入できなくなるなんて、
この時の私は考えもしなかった。

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