私は36歳になっていた。
この頃信用情報に大きな変化が現れた。
(こちらも参考ください)
個人信用情報の変化とは
まず任意整理により5年前に完済した
サラ金4社の情報保有期間が終了し、
CIC、JICCともに窓口で開示請求した所
情報が消えた。
そして滞納を続けた2社のクレジットカードも
任意整理により2年前に支払いが完了し
1社のクレジットカード情報がすでに消えていた。
これにより信用情報で残ったのは、
支払いが完了したクレジットカードの情報のみだ。
(異動情報なし)
試しにTカードのクレジット版である
ポケットカードに申し込みを行った所、
なんなくクレジットカードの作成が出来た。
あっ出来ちゃったというあっけない感じだったが、
社会から認められたようでうれしかった。
任意整理をしている期間に生まれた子供は、
幼稚園の年中になっていた。
住んでいたマンションで同じ幼稚園に
通っていた子は、近くに戸建住宅を購入し、
たまたま引っ越しの場面に出くわした。
それまで借金の返済ばかり気にしていて、
住宅の購入なんて考えた事もなかった。
しかし信用情報がきれいになった今
『住宅購入』したいという思いが強くよぎった。
思えば高校3年の時に両親の別居に伴い、
生まれ育った故郷と実家に別れを告げた。
(その時の様子はこちら)
実家を追われる形で、それ以来仕事の都合で寮、アパート、マンションを転々として
いた私は、心のどこかで自分の家が無い事に劣等感を感じていたのは間違いない。
住宅購入日記でも記していくが、
まず1番最初のハードルは、
住宅ローンが借り入れられるのか?
信用情報からは消えたといっても、
一時は700万以上の借金をし、2度の任意整理を
行い貯金もない。
こんな私に銀行はお金を貸してくれるのか?
考えてても始まらないから、
SUUMOで職場から近くの中古住宅を検索し、
不動産屋に話を聞いてみることにした。